こんにちは。産業能率大学3年、橋本ゼミ所属の青野佑太郎です。
2018年5月25日に、「Stade Léopold Sédar Senghor」というセネガルで1番大きなサッカースタジアムで、セネガル代表の一般公開練習が行われるということを聞きつけ、早速見に行ってきました。
セネガル代表のエースであるサディオ・マネ選手は、翌日にUEFAチャンピオンズリーグの決勝を控えており、セネガルに帰国していなかったため、姿を見ることができませんでしたが、そのほかの世界でプレーしている選手はほとんど練習に参加しており、とても貴重な場所に行くことができました。
(Stade Léopold Sédar Senghor入口にて)
目次
練習会場の雰囲気は?
サッカーセネガル代表の一般公開練習を見に行っての感想は、「お祭りかよ!?」というものでした。
(応援するサポーター)
というのも、練習公開なのにもかかわらず観客が約2万人ほど来ており、なぜかずっとダンスや応援している集団や、ピッチ内でマイクをもって会場を盛り上げている人などがいて、とても賑やかだったからです。まるで、試合を見に来ている感覚になりました。
また、一人でメモを取りながら練習を見ていると、セネガル人に「日本人か!?偵察しにきたのか?日本人のみんなに公開するなよ!」と言われましたが、公開します(笑)
(練習後ピッチ内に侵入する人々)
さらに、練習終了後には、選手の近くに行きたいが余り、子供から大人まで多くの人が観客席からピッチに侵入するというシーンもありました。
「さすがアフリカ!」と感じた瞬間でした。
トレーニング内容は?
一般公開練習は、夕方17時~19時までの2時間行われました。
トレーニング内容は以下の通りです。
・ステップ+ストレッチ
・対面でリフティング+パス練習
・8対8ポッゼッション
・10体10ハーフコートゲーム
(セネガル代表練習風景)
軽めの調整をする程度で、激しい練習はしていませんでした。練習を見ていて感じたことは、「セネガル代表めちゃ上手い。。。」ということです。
練習を見る前は、ドリブルばかりのチームだと思っていましたが、しっかり繋ぐサッカーをしていて正直少し驚きました。また、体格・スピード・足元の技術・パワーがとんでもないです。また、練習の雰囲気も良く、W杯でも日本の高い壁になること間違いなしです。
セネガル代表は、W杯に向け、上手く調整と準備を行っているなという印象を持ちました。
日本代表は、W杯直前に監督が交代するなどのハプニングがありましたが、残りの期間で調整と準備を行い、W杯では良い試合を見せてくれることを期待します!!!
セネガル国内リーグの問題点とは?
5月20日に、「Coupe Du Senegal」という、セネガル国内リーグで最も大きな試合があるということで、その試合も見に行っていました。会場は、上記と同じく「Stade Léopold Sédar Senghor」です。そこで感じたのは、観客が少なく、選手にプレミア感がないということ。
今回の一般公開練習では、約2万人の観客が集まっていたのに対して、国内リーグの最も大きな試合では約5000~7000人の観客しか集まっていませんでした。この状況を見て、少し悲しいなと思いました。そのため、この問題に対し、どうすれば人が集まり、どうすれば人気が出るのかということを考え、仮説と検証を繰り返す中で良い考えを見つけていきたいと考えています。
日本帰国まであと8か月!毎日を大切にして頑張ります!
Merci beaucoup!Au voir!
最後まで読んでいただきありがとうございます。