追いコンの幹事をやってみて気が付いたこと ~人には人の楽しみ方がある~

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はじめに

こんにちは。4期の中村拓史です。3月に入り、私たち大学3年生は就職活動が本格的に始まりました。そんな中、先日3月9日に4月から社会人になる橋本ゼミ3期生の追い出しコンパ(以下:追いコン)が行われました。
今回追いコンの幹事を担当した私は、準備から本番にかけてある1つのことに気が付きました。
ここでは、追いコンの幹事に立候補したきっかけと今年追いコンの幹事をやってみて気が付いたことについて書いていきます。

去年の追いコンでは“お客さん”だった ~“もっとみんなが楽しめる追いコンにしたい”~

追いコンは毎年この時期に行われており、去年も今社会人1年目の2期生の追いコンがありました。この2期生が主役の追いコンでは、私たち4期がゼミの中で一番年下であり、3期生とは瑞木祭などで少し交流があったものの、2期生の人とは交流する機会もあまりないまま、2期生の追いコンに参加しました。
追いコンが始まると私たち4期は4期の中でいくつかのグループに自然と固まってしまい、2期3期が盛り上がっているのをただ見ているだけでした。

私たち4期は“お客さん”の状態だったのです。

しかし、何故このようなことが起きてしまったのか?

橋本ゼミの特徴の中に、「上下での交流が多い」というものがあります。これは一体どこを見たらこのような特徴があるのか不思議に思っていました。私は、この特徴はまだゼミ全体には浸透しておらず、一部の人に対してにしか浸透していないのではないかと去年の追いコンが終わったときに感じました。

この橋本ゼミの特徴である「上下での交流が多い」というのをゼミ全体として浸透させ、去年私が感じたことを後輩である5期に感じさせることなく、もっと楽しいものにしたいという思いから今回の追いコンの幹事に立候補しました。

考えは47人47通り ~やりすぎてしまうと“ただ自分がやりたいだけ”になってしまう~

今回の追いコンでは私を含め、4人で幹事を行いました。幹事の中では、これなら盛り上がる!!というものを準備しましたが、実際には盛り上がっているグループと盛り上がってはいないグループがありました。

 そうです。去年と同じようなことが起きてしまったのです。

その原因は何故か?

もちろん、私たち幹事の進め方なども原因の1つであると思います。

ですが、私はこのように感じました。

 「考えは47人47通り(参加者が47人の為)であり、人それぞれ楽しみ方があるということに気がつくことができなかった。」

これに気が付くことができなかったのが原因だと感じました。

私自身、みんながワイワイ盛り上がりさえすれば、いいと思っていました。

ですが、追いコンの楽しみ方は人それぞれです。先輩とワイワイ飲みたい人もいれば、静かに談話しながら飲みたい人もいる。全員が全員同じ考えを持って追いコンに参加しているわけでないということに気が付くと同時に、参加者1人1人へのアプローチも全部同じではいけないということに気が付きました。

私は今アパレル業界を第一希望に就職活動を行っています。これは、もし、アパレル業界に就職した際、ショップで販売を行うときの接客などで重要になってくるのではないかと思いました。

お客様は全員が同じ考えを持ってお店に来るわけではありません。100人100通りの考えを持ってお店に来ると思います。そんな中で、自分がいいと思ったアプローチの仕方だけではお客様に満足してもらう接客はできないと思います。自己満足でお客様にアプローチをしたら“ただ自分がやりたいだけ”になってしまいます。お客様をよく観察し、色々なお客様と交流し、些細なことでも柔軟に取り入れていくことで、様々なアプローチの仕方を身に付けることができるのではないかと思います。

今回、私は自分の中では同期を含め後輩と交流を多くしている方だと思っていましたが、まだまだ1人1人の特徴を掴むまで、交流できておらず、自己満足で“ただやりたがり”の幹事をやっていたのかもしれません。

まとめ

今回、追いコンの幹事をやってみて私は人事の人たちはどのようにして、社員や就活生の性格や特徴を見つけているのか気になりました。ただ、幹事がいいと思ったことだけをやる、自分がいいと思ったことだけをやるのではなく、1人1人の特徴や性格を見分け、その人たちにあったアプローチの仕方が重要だということに気が付くことができました。今後、ただ友人やゼミ生と交流をするのではなく、“視点”を変えて交流していこうと思いました。

執筆者 橋本ゼミ 4期生 中村拓史

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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