想いを伝えるためのツールとしての動画 第3回ゼミ長選挙において

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 橋本ゼミでは、毎年この時期にゼミ長選挙を行っています。2年の後期に始まるゼミにおいて半年経った後、選挙によってゼミ長を決めます。現在、投票が終わった所です。その結果を元に、最終的には私が指名を行います。

 半年経過した後に行うことで、「雰囲気によるリーダーシップ」ではなく、ある程度の実績に基づいて民主的に自分達のリーダーを決めて欲しいと考えています。ゼミ長という権限を与えられたからこそのリーダーシップではなく、自然と発揮されるもの、またその他のメンバーも自分が選んだということで引き受けてもらう事を目指しています。

 さて、今年はその選挙の過程で面白いことがありました。ある候補者が過去の先輩が残した後輩へのメッセージを引用してきたのです。橋本ゼミでは、グループウェアを使って情報の共有を行っています。その中に、1期生が残した後輩に向けたビデオメッセージがありました。1期生が2期生に宛てたメッセージで、youtubeの限定公開という機能を用いたものです。一般には公開していませんが、グループウェアの中で共有を行っていました。それを引っ張り出してきて、1年越しにたすきを受け取るということをしました。

 現在、反転授業といった形でオンラインビデオが教育現場に普及しつつあります。授業中にはディスカッションなどを行い、レクチャーは家で見てくるといった形です。今回のゼミ活動で起こっているのは、接点がなかったはずの1期生と3期生がオンラインビデオという形で接点を持ったのです。とてもシンプルに「アーカイブ」としての意味があるものでした。

 オンラインビデオの一つの意味は、「残っていること」だと思います。残っているからこそ、次に繋ぐ事が出来ます。もちろん、それはたすきを受け取ろうとする人がいるという大前提がある訳ですが。

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この記事を書いた人
橋本 諭

産業能率大学情報マネジメント学部 准教授 橋本諭(はしもと さとし)。
研究テーマは、ソーシャルビジネス、人材育成を扱っています。

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