イベントに合わせたフェイスブックページのカバー画像の作成

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2014年11月の学祭「瑞木祭」で行ったリアル体験型ゲームである「奪われたCCを取り返せ -アノ伝説ノ妖怪ヲ調査セヨ-」の世界観をFBカバー画像で表現しました。

 ユーザーの目にすぐに飛び込む、FBページの顔となるものがFBカバーです。私たちのFBカバーとプロフィール画像は今このようになっています。

名称未設定

 普段このFBカバーやプロフィール画像を使う際、みなさんはどのようにつかっているでしょうか。大体の方が自分の団体の顔としてアピールに使っているように感じます。私たちもそのように使っております。しかし、アピールに使っているFBカバーとプロフィール画像は、一度決めたらなかなか変えないものではないでしょうか。

 例えば、頻繁に記事を更新されている2社を取り上げてみました。

ホットペッパー

マイナビ

 その他。いくつかの企業のFBページを見てみても、画像をあまり変えていないことが分かりました。
 しかし、私たちはあえて変えることにしました。また、変えるといっても橋本ゼミの単純なアピールのために新しい画像にするのではありません。
 私たちが行っていることを発信できるツールとして、FB、ブログ、特設サイトの中で世界観を統一すべく、FBカバーには今回のゲームの世界観を表現したものを、プロフィール画像には橋本ゼミをアピールする画像に変えました。
 なお、FBカバーにはFB自体が定めた利用規約があるため、それを参考に作りました。

 以前、橋本ゼミで行ったゲーム「別れの教室?大学内に伝わる七不思議を解き明かせ?」のときは、もう1つFBページを作りましたが、新しいページの場合、1からいいね!を集めなくてはいけないことと、橋本ゼミとして全員でこの瑞木祭に取り組んだため、それを分かりやすくするという理由から、そのまま橋本研究室のFBを使用し、デザインの変更により世界観を表現することにしました。

 しかし、よく考えてみると多くの人はFBカバー自体にあまり注目をしないのではないかという疑問が浮かびました。
 フォロワーがFBページ自体をいいね!や、シェアした場合にはタイムラインに出てくるため見ることが出来ますが、結局その時しか見てくれません。興味を持ってもらえ、ページに来ていただけても、記事のスクロールをしたらカバーの表示はすぐ消えてしまいます。それだと、あまり印象には残らないように感じます。

 つまり、意図をもってFBカバーの画像を変えていても、それを見てくれているかもしれませんが、メッセージには気づかなかったり、見てくれてはいるが見落とされている状態が多いのではないでしょうか。
 実際、私たち自身も作り手としての考え方を持っておらず、FBカバーの存在意味を分かっていないまま、なんとなく世界観を表現していました。

 こう考えると、多くの人にあまり見られてないと思われるFBカバーに世界観を表現したということは失敗だったように思えてしまいます。
 しかし、少しの人かもしれませんがページを見てくださっている方がいるのならば表現をする必要性はあったと思うこともできると思うのです。

 実は、FBカバーに力を入れている企業もあります。

コカコーラ

 コカコーラのFBページでは、FBカバーを変える時、キャッチコピーは絶対に変えていません。「ハッピーをシェアしよう」という言葉を必ず加えてその時の季節などに合った画像に変えています。つまり、これはコカコーラのキャッチコピーをその時その時の宣伝方法や季節感に合わせながらアピールをしているのではないでしょうか。

 また、コカコーラはマーケティングに力を入れているということで有名です。それならば、FBカバーを使ったマーケティング効果を考えずに、意味もなく力を入れて作成しているということはないと思うのです。

 このように、アピールのためのツールとしてFBカバーに力を入れている企業があるならば、FBカバーは私たちのゲームをアピールするためにも重要な部分だったと言えるのではないでしょうか。

実施した感想

 今回の世界観の表現ですが、それがどこまでページに来て下さった方々に分かってもらえていたのか、注目してもらえていたのかは正直分かりませんし、うまくいったかどうかも分かりません。
 しかしながら、やはりFBページで世界観を表現する部分としてFBカバーを選んだことは間違ってはいなかったと思います。

 今回に関しては、私たちはFBカバーの存在意義や活用法を考えず、なんとなくの気持ちでFBカバーに世界観を表現してしまいました。それに気づき、少しでもFBカバーに注目してもらうにはどうしたらいいのか、どのようなものにすれば少しでも私たちの言いたいことが伝わるのか、と何らかの意図を持ってカバー画像を決めるべきだったのではないかとは思いますが、今回なんとなくの気持ちで表現していたからこそ、今FBカバーに対してのあり方について深く考えるきっかけとなり、世界観を表現して間違っていなかったと言える結果にたどり着いたのだと思います。

 今までは消費者目線として見ていたFBカバーでしたが、今回のことで作り手視点としてFBカバーの活用の仕方について考えることが出来ました。
 正直、ページを見てもらえていないという事実からどうしたらFBカバーをみてもらえるようになるか、FBカバーを利用してページをみてもらえるようになるかというアイデアは浮かんできておりません。ですが今後、このことについて多くの企業のページを見ながら、どのような意図があってこのFBカバーにしたのだろう、などと様々なことを考えてアイデアを考えていけたらと思います。このFBカバーにはどのような意図が考えられているのかなどを考えながら記事を読むのも楽しいかもしれません。今後、様々なFBページを見るのが楽しみです。

作成者:平戸彩香

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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