「頑張った」を活かすために必要なこと

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大変なイベントやプロジェクトが終わった時

「やったー、終わったー」

と、達成感に包まれると思います。チームで取り組んだときなどは、その気持ちは2倍にも3倍にもなると思います。最高の瞬間です。

しかし、その経験が活きるかどうかは、次の行動に掛かっていると思います。

「よし、明日からはもう頑張らなくてすむ」とか、「明日からは平穏な日常に戻れる」

となってしまったら、頑張った経験を活かし切ることはできないでしょう。

非日常的な「頑張った経験」で得られた自分の課題を、どう日常で改善していくのかが大切だと思います。日常が変わらなければ2週間もすれば、元に戻ってしまうからです。

何かの知識が足りないなと思ったとしたら、知識を身につけられるようにしなければなりません。

すごく頑張った後などは、自分の課題はよく見えていると思います。その課題を改善するためには、日常を、見つかった課題が解決する方向に変える必要があります。

自分自身の時間の使い方を考えてみると、何もしていない時間というのはほぼ皆無だと思います。何か新しいことをするためには、何か捨てなければならないわけです。変えるってのはかなり難しいことです。

もし、頑張った経験がきっかけとなり、日常の使い方が変わったとしたら、次に頑張るときにはかなり成長した状態でスタートが切れるのではないでしょうか。

追記:常に、一生懸命ツライことを我慢しなければ、という話ではありません。頑張っている時に「面白いな」って思うことや「これ得意かも」って事を見つけて、それを日常生活でも継続できると良いなと思います。でも、日常って結構強い力持っているので、放っておくとダラダラっとしがちなんですよね。

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この記事を書いた人

産業能率大学情報マネジメント学部 准教授 橋本諭(はしもと さとし)。
研究テーマは、ソーシャルビジネス、人材育成を扱っています。

橋本 諭

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