デコボコだから、チームになる意味がある 2014年度橋本ゼミ2年ゼミ合宿

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 2015年3月10日-11日と橋本ゼミ3期生2年ゼミの春合宿を行ってきました。本学でのゼミは2年生後期から始まります。橋本ゼミでは、半年経った春に合宿を行っています。合宿で行うのは、一人15分間のリフレクションスピーチと、100均ワークショップです。

 これまで一つ上の先輩と一緒にやってきて、ほぼ初めて同じ学年のみが集まっての合宿となりました。橋本ゼミらしさもありながら、第3期生のカラーのようなものが色濃く出た合宿となりました。

次につなげるためのリフレクション

 リフレクションとは次のアクションに結びつける時に必要になると言われています(金井 2009)。一人15分間という短い時間ですが、ゼミ生全員の前で、これまでの半年間を振り返り、今後何をするのかを語ってもらっています。次に繋がるリフレクションを行うスピーチです。

 毎年同様の枠組みで行っていますが、今年は極めて特徴が出たスピーチでした。振り返る対象は半年間という指示を出していましたが、実際にはもっと長い期間を振り返り、そして次に繋がる話となっていました。一人15分ですが、20人だと300分です。休憩を挟みつつ6時間のハードな時間となりました。

 みな、疲れてしまうのかなと思っていたようでしたが、それぞれの個性が溢れ出た濃厚な時間となりました。話に耳を傾けつつ、さらに適度に「茶々を入れる」所もうちのゼミらしい所です。そのやり取りが印象的な時間になりました。

何をテーマにするかが課題の100均ワークショップ

 もう一つのテーマは、100均ワークショップです。
 こちらは、3つのグループに分かれ、グループ毎に30分のワークショップを主催します。その際の条件は、100円均一で買えるものだけで行い、準備から主催まですべて自分達で行うというものです。橋本ゼミでは、ワークショップの運営を学習のひとつのテーマにしています。やり方は、まだこれから学習していく所ですが、まずは「やってみる」ことからスタートしています。

 学習するのは、どのようにオペレーションをまわしていくのか、チームワークを発揮するのかという事もありますが、それ以上に重要な事は、「何をテーマとして掲げるか」です。このことで、現状に対してどのような問題意識を持っているのかが明らかになります。この問題意識こそが重要なテーマです。

 今回3つのチームが掲げたのは、以下の3つのテーマです。

 ゼミ室を良くする事を考える事で、ゼミ室をもっと利用するには? 快適なゼミ活動になるには? を考えたチーム。ホワイトデーのお返しを敢えてチープなものにすることで「気持ちを伝える」ことについて考えたチーム。「大人になるとは何か」をテーマに、自分の写真を使ってチーム内で改善策について語り合う事で、お互いの課題に向き合い、励まし合うチーム作りをしたチーム。

 運営については、課題を残しますが、取り上げた問題については、今のゼミにおいて大切なことがたくさん含まれており、非常に良い会になったと思います。

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デコボコだからこそ、チームになる意味がある

 全体を振り返り感じた事は、それぞれが違いがあるからこそ意味があるということです。実を言うと、これまでの半年間、先輩後輩での縦のつながりについては上手くできていたようなのですが、同じ学年での横のつながりについては大丈夫かな? と心配していました。個性の違ったメンバーが集まっているように感じていたからです。

 合宿を終えてみて、全体として個性の違うメンバーであることは当初の通りでしたが、その違いこそが価値であると感じました。たとえば、話す事が得意なメンバーがいました。一方で、話す事に苦手意識があるメンバーがいました。話す事が得意な人は流暢な話で流れを作りました。一方、話す事が苦手な人は、考え抜いた「一言」の持つエネルギーが違いました。同じように、表に出るメンバーもいますし、裏方にまわる人もいます。一瞬の集中力のメンバーも、コツコツ型もいます。自分が優れていることをアピールしたり、他人の劣っているところをけなしたりするために「違い」がある訳ではなく、コラボするためにこそ「違い」があるのだと思います。

 ギターもいる、ベースもいる、ドラムもいるからこそバンドになります。個々の違いをお互いに補い合ったり、かけ算が起こることによってチームとしての力が増してくるのだと思います。まだ、始まったばかりですが、それぞれがどのような化学変化を起こすか、今後が楽しみです。そして、化学変化は違うメンバーが多ければ多いほど、どうなるかがわかりません。一人一人が個の力を高め、想像もつかないような化学変化が起きる事を期待しています。少なくとも、必要ないメンバーは一人としていませんでした。

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