落合博満「采配」を読んだ

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元中日監督の落合博満氏による「采配」を読んだ。

氏が、勝負に当たって何を考えていたのかを中心として、選手起用について、監督とコーチの関係について、責任の取り方とは、などが示されている。具体名を挙げた指導法に関する記述がある一方、リーダーとしてどうあるべきか(と考えていたのか)が示されており、野球に興味がない人でも参考になる点は多いと思う。

特に印象に残ったのがいかの記述。

 野球の世界に限らず、一般社会でも気心知れたヤツだけを自分の周りに置きたがる人も居る。仕事というのは、一枚の絵(成果や目標)を完成させようと取り組むものだろう。経験や個性という色をいくつも使いながら、一人でも多くの人に感動してもらえるような絵を描こうとする。するとそのプロセスにおいては、ひとつでも多くの色が必要だと気づく。
-中略-
同じような色はいくつもいらない。

これは、仕事だけに限らず友達関係などでも同じではないだろうか。
仕事が変わってみて思ったこととして、「仕事を通じた人間関係というのはかなり偏るものである」ということ。前の会社の時に会っていた人とは今は会う時間が少なくなり、今は今の人間関係の人達との時間が増している。至極当たり前のようでありながら、これはこれで怖い事でもある。

つまり、知らない世界はずっと知らないままだからだ。少しでも多様な見方をするためにも、自分と違う色を持った人達と接するようにしていきたい。

中小企業における示唆

あなたの会社は、何色ぐらいの人材がいるでしょうか?

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この記事を書いた人

産業能率大学情報マネジメント学部 准教授 橋本諭(はしもと さとし)。
研究テーマは、ソーシャルビジネス、人材育成を扱っています。

橋本 諭

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