SNS広報で注目してもらうには、見る人にメリットがある投稿をしよう

この記事は約3分で読めます。

<はじめに>

 こんにちは!橋本ゼミ8期生の宇留志です。私が所属する橋本ゼミでは学際の研究発表で「ファクトフルネス」を題材にした体験型ゲームを行いました。

その中で私は、より多くの人に足を運んでもらうために開催前から当日の間までSNSを活用して広報の活動に取り組んでいました。

しかし、閲覧数があまり伸びず、当日は多くの方々が訪れてくれましたが、広報としては良くない結果に終わってしまいました。

 私の広報が上手くいかなかった原因を探った所、アカウントのフォロワーが少なかった事が原因だと考えました。そして、フォロワーを増やすためにフォロワーが多いアカウントを分析した結果、フォロワーの多い人は写真や紹介文をしっかり設定し、内容の方向性が決まっていることだと考えたのですが、これ以外に特に重要な事が分かりました。それは、見る人にメリットがある投稿をしていたのです。私の投稿は見る人の事を考えず、自分の載せたい情報だけ載せ、自己満足で終わってしまっていたのです。

そこで、過去に投稿した内容を振り返り、見る人にメリットがある投稿をするにはどうするのが良かったのか考えたいと思います。

<投稿を振り返る>

投稿したSNSの写真

 初めに投稿を振り返る前にファクトフルネスについて少し説明したいと思います。ファクトフルネスとは人間が陥りやすい10の本能を私達に教えてくれる本です。例えば、10の本能の1つで「犯人捜し本能」という本能があります。これは何かが起こった時に原因を探らず、すぐに犯人を捜して攻めようとする本能です。このように人間が自然と行ってしまう、思ってしまうことをファクトフルネスは人間が陥りやすい本能とし、陥らないために必要な考え方や見方を知る事が出来ます。

 過去に投稿した内容を振り返りたいと思います。上記の写真が投稿した内容なのですが、体験型ゲームの説明や本能の説明などをしており、他にもファクトフルネスの説明をしました。見る人にメリットがある投稿をする必要を知った後に投稿を振り返ると、書きたい情報だけ書いて自己満足で終わっていた事を改めて実感します。単にファクトフルネスやゲームの説明をしても上手く伝わらず、知らない人は特に理解が難しかったのではないでしょうか。また、過去の投稿には見る人にメリットがあったかどうか考えると、やはりメリットは感じられません。

<メリットがある投稿をするには>

 ここで、どうすれば見る人にメリットがある投稿になるのか考えた結果を述べたいと思います。見る人にメリットがある投稿をするにはファクトフルネスを簡単・簡潔に説明し、本を読まなくても日常で活かしてもらえるようにする事だと考えました。ここで重要なのは、単に簡単・簡潔に説明するのではなく、過去の経験を思い出し、共感してもらう事が非常に重要になります。10の本能の1つで「宿命本能」というものがあります。宿命本能とは過去のイメージや出来事で良く知ろうとせずに決めつけてしまう本能の事です。例えば、仕事を任そうとした時に「あいつは失敗ばかりしていたからダメかも」と思ったが、能力が向上して失敗をしなくなっていた。また、外国車を買う時に知人に相談したら「外国車は壊れやすいから辞めた方が良い」と言われ辞めてしまったが、技術が向上して今は壊れにくいなどの例が挙げられます。皆さんもこの例に似た経験があるのではないでしょうか?このようにファクトフルネスを簡単・簡潔に説明し、共感してもらえれば、見る人も自身の経験を思い出し、ファクトフルネスを知ると同時に、楽しく学べると考えました。そして、ファクトフルネスを説明して理解した後に、ゲームの説明をすれば、ゲームへの理解がより深まるのではないかと考えました。

<最後に>

過去に投稿した内容を振り返り、どうすれば見る人にメリットがある投稿が出来るか考えた結果、ファクトフルネスを良く知ってもらう事だと考えました。ファクトフルネスを簡単・簡潔に説明し、過去の経験を思い出して共感してもらう事で、今後の生活でファクトフルネスの知識が役に立ててもらえるのではないかと思いました。

執筆:橋本ゼミ8期生 宇留志大成

member blog
シェア
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

橋本ゼミ生をフォローする
タイトルとURLをコピーしました