学祭から広まる地域貢献の輪

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はじめに

こんにちは。橋本ゼミ8期の相澤と辻です。

みなさんはコーズマーケティングを知っていますか?

私たちは11月に大学で行われた「瑞木祭」で研究発表と模擬店に出展しました。

模擬店では、コーズマーケティングを取り入れた販売方法で伊勢原の柏木牧場さんのソーセージを売りました。コーズマーケティングに関して無知だった自分がコーズマーケティングを体験してみて感じたことを執筆していきます。

コーズマーケティングとは

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コーズマーケティングは、主に「特定の商品の売上の一部をNPOに寄付する、寄付付き商品・サービスの販売及び仕組みづくり」を指します。日本では。1960年にスタートしたベルマーク運動がコーズマーケティングの先駆けとなりました。とても歴史のあるマーケティング方法であるといえます。

<模擬店>

コーズマーケティングは、商品とコーズとの間に整合性がなければ失敗のリスクが高いです。そのため、瑞木祭で来場するお客様は伊勢原市に住まれている方が多いので、私たちは伊勢原住みの人たちをターゲットとしました。伊勢原の方々の共感を得るために、商品を伊勢原牧場さんの「ソーセージ」寄付場所を「いせはら芸術花火大会」に設定しました。

販売方法は、通常250円、コーズマーケティングだと300円で販売し、そのうちの100円を寄付という形で行いました。内訳としては、寄付50円、橋本ゼミ25円、橋本先生25円です。

購入していただく際にコーズマーケティングを行っている趣旨を伝え、「売り上げの一部を寄付します」というあいまいな表現ではなく、1つをコーズマーケティングで買っていただくと商品購買ごとに100円寄付することになるという具体的な数字を知ってもらうことで透明性を高く維持しました。

 その結果、全体で売り上げた298本のうち150本をコーズマーケティングで販売することが出来て半数の方が賛同してくださいました。

コーズマーケティングの事例

さらに、ここでは身近なコーズマーケティングの事例を紹介していきます。

・幸せの黄色いレシートキャンペーン(イオン)

 イオンが毎月11日の「イオン・デー」に実施している「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン。レジ精算時に受け取った黄色いレシートを地域のボランティア団体名が書かれた店内備え付けのBOXに投函することで、レシート合計の1%分の品物をイオンが各団体に寄付する取り組み。2001年~2019年2月までの累計で37億5,375万円相当の品物を寄付。

 このキャンペーンは、本人にその気がなくても気づかないうちに貢献することができます。

・PRODUCT RED(アップル)

 アップルは、チャリティ・プログラム対象商品の一部を「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付する取り組み。13年間で2億2,000万ドル以上の資金を集める。

 PRODUCT・REDは、(RED)を冠した商品を購入することでチャリティに貢献できるためその商品を使用すれば、さりげなく広めていくことにつながります。

さいごに

 私たちが行ったコーズマーケティングは、上記の二例に近いものを感じます。初めは、ソーセージだけが目当てで出店に来てくださった方に我々が行っているコーズマーケティングの説明することで賛同を得ることができました。コーズマーケティングに賛同してくださった方は伊勢原市周辺の方も多く、地域の実情そして一緒に地域に貢献していくという気持ちを共有することができました。中には複数本コーズマーケティングで買ってくださる方もいて地域への愛も感じました。

 しかし、上記のコーズマーケティングを見てわかるようにコーズマーケティングは数年から数十年と継続して行うことに大きな意味を持ちます。今回、私たちが行ったコーズマーケティングは今年の瑞木祭だけで短期間に過ぎないため、今後伊勢原市のために活動(寄付)を続けていくことで大きな意味(結果)が生まれてくると考えました。また、瑞木祭に来場してくださった方の一部には、「ソーセージと花火大会に何のつながりがあるのか分からない。」と一方的に通り過ぎる方もいました。ソーセージを買っていただいた方には説明できたものの、万人に分かるように明記しなければ先ほども記したように商品とコーズとの間に整合性がないと判断され失敗のリスクが高いことに模擬店を通じて学ぶことが出来ました。

執筆:橋本ゼミ8期生 辻 桂亮 相澤 友行

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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