チームビルディングとストーリーの関係性 2016年体験型ゲーム「夢のBlackStage」の設定について

1.はじめに

 初めまして、5期の西田です。
 2016年11月12,13日に産業能率大学で瑞木祭が開催されました。今回私たちゲーム班では「チームビルディング」をテーマに体験型ゲーム「夢のBLACK STAGE -卒業ライブを取り戻せ-」のゲーム作成と当日のファシリテーターとして参加しました。そこでチーミングについて調べ、チーミングについてとストーリーと解説をしていきたいと思います。

2.チーミングとは

 まずチーミングが起きるのは、人々が結集して仕事に取り組んだり、新たな問題に対する解決策を打ち込んだりするときです。うまいチーミングに必要なのは意見をまとめること、コミュニケーションを図ること、意見の衝突を管理することである。基本的にはこれを学ぶことと教えることに関する対人能力の向上が必要です。

ここで成功しているチーミングには次の4つの特別な行動があります。
・率直に意見を言う
・協働する
・試みる
・省察する
参考:エドモンドソン(2014)「チームが機能するとはどういうことか」英治出版.

3.ストーリー説明

 チームビルディングを学ぶにおいてアイドルをテーマにしました。なぜ、アイドルなのかというとアイドルはチームで活動をするものでありそこでの問題を直していくのがわかりやすいと思いテーマにしました。

 ストーリーの内容として架空のアイドルグループの「VinculieS(ウィンキュリーズ)」の話です。「VinculieS」は表向きは仲の良いチームだが、本当はメンバーの中でいくつか問題がありました。ちょうどそこでグループのエース的存在でもあり1期生の杏奈がグループを卒業することになり、卒業ライブが開催されることになりました。
 しかし、卒業ライブ一時間前にメンバーに対して謎を解かなければ「VinculieS」の重大な情報を公表されるという犯行声明が届いたのです。誰が何のためにこんなことをしたのか? を参加者に解いていただく設定となっています。

メンバー紹介

白石杏奈(1期生)…みんなから慕われるグループのエース、みんなから尊敬されている、影のリーダー
館山レイ(2期生)…孤高の完璧主義者、演技やダンスをそつなくこなす、雑誌のモデルなどもしている
加藤櫻子(1期生)…アンダーメンバーだが歌とダンスの実力はグループ内トップ、杏奈と仲が良い
江藤里紗(3期生)…次世代のエース、リーダー候補
一ノ瀬夏海(2期生)…ウィンキュリーズのリーダー

 ここは少し余談ですが、なぜ「VinculieS」という名前なのかというとvinculumというラテン語で「絆」を意味します。
vinculumを文字ってチームなので複数形にしたのが「VinculieS」の由来です

4.ストーリー解説

 今回の犯人はリーダーの杏奈と同期で仲の良い櫻子でした。彼女たちが今回の犯行を行った動機は、杏奈が卒業するにあたって他の3人に欠けているものに気づいてもらうためチームをまとめるために起こした犯行でした。欠けているものに気づくことにより杏奈が卒業した後もチームとしてまとまって欲しいと思っての行動です。その欠けているものとは「心理的安全」です。

 どのような問題を抱えていたのかというと、グループの中で自分の意見がはっきり言えなかったり、わからないことがあってもなかなか聞けなかったり、失敗を咎められるためチャレンジできなったりといったものでした。(心理的安全については、別の記事で紹介する予定です)

 そこでの解決策は「リーダーシップ」です。
 具体的には、それぞれの役割や立場に応じたリーダーシップ行動を取ることによることです。
 ・レイは初めからエースだったわけではなく、自分自身もミスから学んだと周りに伝えることで、他のメンバーにチャレンジさせること。
 ・里紗は他の人が作った場を無駄にせず、多くのことにチャレンジし悪いと思うことは率直に言うこと。
 ・夏海は正直な気持ちを引き出せるような雰囲気を作り出すこと。

 最終的にこのことを手紙に書き、3人にわかってもらい杏奈が卒業したあと良いチームにしていってもらうというのでチームの象徴である輪を作ってもらうのがゲームの最終的なゴールです。上記のことをやってもらう上で謎を解いてもらいストーリーとチームビルディングをわかってもらうのがこのゲームの内容です。

※この図はゲームの内容とストーリー、チームビルディングについてまとめたものになります。

5.まとめ

 チームビルディングを知ることによりチームやグループでの活動時の行動で気を付けなければいけないことなど自分自身直していかなければならない改善点が見つかりました。

 あとはこの「夢のブラックステージ」のゲーム班に参加させてもらって感じたことは、仕事はただ待っているだけではもらえないなと思いました。自分から仕事をもらってわからないことや意見などがあったらリーダーや上の人に相談してみることで自分の成長につながることや、ゲームの質があがるといったことがわかりました。

 自分一人では完成しないものを集団で成し遂げるということの大変さを知ることができたのでこの経験をぜひ今後の活動に活かしていきたいと思いました。

執筆 橋本ゼミ5期生 西田将吾

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