指示待ち人間だった自分

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はじめに

こんにちは、6期の櫛田直樹です。

昨年11月11日(土)、12日(日)、産業能率大学 湘南キャンパスでは、瑞木祭という学園祭が開催されました。この瑞木祭は、橋本ゼミ1年目の私にとっては、初めて先輩たちと共同作業を行う活動の場でもありました。

私の所属する橋本ゼミでは、「SDGs ~持続可能な開発目標~」をテーマに、世界的に取り組んでいかなくてはならない社会問題を、展示や診断、ゲーム等を用いることで、子供から大人のすべての人に「少しでも身近に感じてもらう」というコンセプトで活動を行いました。

その中でも今回私は、主に母校訪問、宣伝用のポスター・ポケットティッシュ作成、当日の宣伝活動を行う広報班というチームで仕事を担当させていただきました。

本記事では、活動の振り返りとともに、気づいた点について書いていきたいと思います。

活動の振り返り

まず広報班では、「高校生100人」を呼ぶ。というのを第一の目標に掲げていたため、母校訪問を行うことにより高校生の来場者数を増やそうと考えていました。ですが、実際に来てくれた高校生は少なく、期待していたような結果を得ることはできませんでした。

ただ、第一目標は達成出来ませんでしたが、当日の来場者数は200人を超え、ゼミ活動・広報班の活動としては、成功だったのではないかと思います。瑞木祭を終えた後の私は、仕事への達成感と無事に終わった安堵感に浸っていました。

ですが、この達成感と安堵感は大きな間違いだったことに後々気づくのです。

橋本ゼミでは、2年次にブログを一本書くことが決まっています。
私はそのブログを書くにあたって当初、瑞木祭での広報班の仕事を振り返り、自分が得られた何らかのことを書いて記事にすればいいや。と、活動が無事に終わったという安堵感から軽く考えていました。

というのも私は、広報班でポケットティッシュ作りに関わり、母校訪問をし、当日は宣伝活動も行い、少なくとも仕事をしてないわけではないから何かしら書けるだろうと思っていたのです。

ですが、いざ書こうとしたら何も思い浮かびませんでした。しまいには、自分は本当に広報班で仕事をしていたのか?と思うようになり、瑞木祭を終え、達成感・安堵感に浸っていた自分は間違いだったことに気づきました。

自分は、人に指示された仕事をただやっていただけで、物事に対して真剣に取り組んでいない仕事の出来ない人間だったのです。

先輩からの気づき

そこで私は、先輩に「何がいけなかったのか」、「どうすればよかったのか」を聞き、分析した結果2つの要因が分かりました。

1.やる気不足
具体的には、「広報班でどのような仕事をする必要があるのか、自分なりに考え案を出してみる」、「きちんと事前に調べたうえで、自己主張をし、指示される前に聞く」というようなことを先輩から求められていたことが分かりました。

私は後輩という立場に甘えて、先輩からの指示がくるのをただ待っていただけの指示待ち人間だったことに気づきました。

2.コミュニケーション不足
今回私は、指示を受けるだけで、自分の考えを先輩に相談することはしませんでした。
今考えると、アルバイトやサークルを言い訳に、直接伺うことをせず、LINEでの指示のやり取りのみにしていたのもいけなかった点でした。

指示を出す側としては、相手がどの程度やれるのかがわからない状況で人に仕事を任せることは不安だという先輩の意見を聞いた時に、重要なのは、積極的に直接的なコミュニケーションを取り、自分は「これだけやれます!」という自分の能力を相手に伝えることであること、そうすることで効率的な仕事を出来るということを学びました。

まとめ

今回、振り返りを行ったことで、自分はやる気不足の為に、コミュニケーション不足に至り、仕事の出来ない指示待ち人間になっていたことに気づきました。

指示待ち人間は使えない。よく聞く言葉ですが、こうして振り返りをしなければ、自分が指示待ち人間であることに気づきませんでした。

振り返りの大切さを学ぶと同時に、物事に真剣に取り組むことで効率良く仕事がはかどり、指示を待つだけではなく自分自身で自発的に行動出来る力となるということに気づくことが出来ました。

この記事は、一般の方へ向けたものでもありますが、来年ブログを書く後輩たちに、是非、瑞木祭の前に読んでほしいと思い書きました。

どうか良い参考程度になればと思います。

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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