BEAMS社が学生を交えて研修をする意味とは

   

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こんにちは。橋本ゼミ4期生の中村拓史です。

 先日、私を含めたゼミ生5人は、ビームス社の「キャリア研修」に1日参加させてもらいました。今回はこのような貴重な場を提供いただきまして、ありがとうございます。

研修のテーマと目的

 今回の研修のテーマは「キャリア」でした。この研修での目的は、以下の通りです。

研修の目的

「キャリアについての理解を深め、自分のこれからのキャリアについて考える」

今回の研修は、中途採用の方に向けたもので、その研修に学生も参加させてもらいました。

研修の流れ

 研修の流れは、午前中に、ビームス社の長谷さんによるキャリアをテーマにした講義、午後からはワークショップという流れでした。
 ワークショップは、立教大学 舘野先生考案のワークショップを実践女子大学:松下ゼミ、立教大学:舘野クラスの学生を交えて行いました。その後、質疑応答と1日の振返りを行うというスケジュールでした。

BEAMS社 長谷さんによりキャリアについての講義

~キャリアは節目のデザインとその後のドリフトの繰り返しで作っていく~

 まず、講義に入る前に、アイスブレイクとして法政大学長岡健先生考案の「十人十色」を行いました。これは、4〜5人のグループを作り、グループの中で1人の回答者とその他の予想者を決めます。「目玉焼きに何をかける?」などの質問に、予想者は回答者が何を選ぶかを予想するゲームです。

 ゲーム中は、その人のギャップや意外な一面などを見ることができ、とても楽しい時間でした。お題も「好みの食べ物」など簡単なお題なので、どんなアイスブレイクをやろうか迷っている人などには、おすすめのアイスブレイクだと思います。

 アイスブレイクの後は、長谷さんから神戸大学金井壽宏先生の文献を参考された「キャリア」をテーマにしたお話しをいただきました。長谷さんのお話しは、大きく3つの構成に分かれていました。

 まず1つ目は、キャリアとは何かについてです。長谷さんは、「キャリアとは2つの意味がある。1つ目は仕事を通して獲得した成果やノウハウのこと。2つ目は仕事を中心とした人生の中で、自らの活動によって作られる自分自身の軌跡のこと。キャリアは上りも下がりもしない。仕事をする以上は避けられないものである」とおっしゃっていました。
 
 2つ目は、キャリアデザインとドリフトについてです。
 キャリアデザインとは、自分の職業人生を自らの手で主体的に構想・設計することです。キャリアドリフトとは、節目と節目の間は偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止めるために、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要だという考え方のことを言います。
 これらを理解したうえで、キャリアは「キャリアに方向感覚を持ち、節目だけはキャリアデザインをする。そして、アクションを起こし、ドリフトも偶然も楽しみながら取り組む。」この繰り返しで作られていくものである。とここでは学ぶことができました。

 3つ目は、クランボルツのキャリア理論のもとにしたお話しでした。
 ここでは、クランボルツの体験や理論をもとに、基本スタンスの重要性、偶然をチャンスに変える5つのスキルやキャリアに迷った時のヒントなどについて学ぶことができました。
 

学生と社会人が一緒にワークショップをやることにより「生まれるもの」

 お昼休憩をはさみ、午後からは実践女子大学:松下ゼミと立教大学:舘野クラスの学生によるワークショップを2つ行いました。

 1つ目は、立教大学 舘野先生考案の「アクティブトランジション」カードdeトークというワークショップを実践女子大学 松下ゼミの学生を交えて行いました。

 これは、一般的な組織にいる「典型的な社会人」がカードとなっており、そのカードをもとに対話を行うことで「就業観・職業観」について考えるものです。具体的には「この人苦手かも」「この人なら働いてもいいかも」というカードを選んで、理由を話してもらうことで、自分の価値観を理解します。

 ワークショップ中は、常に話が途絶えない状態が続きました。「典型的な社会人」ということもあり、アルバイト先や勤務先に「いる!いる!こんな感じの人いる!」といった会話が多くあり、とても盛り上がりました。今回の研修のように学生と社会人が一緒にやることにより、学生同士では生まれない、学生と社会人がやるからこそ生まれる「就業観・職業観」が生まれ、新しい気づきを得ることができるワークショップだと私は思いました。

 2つ目は、これも立教大学 舘野先生考案の「〇〇っぽい」ということをテーマに、「外から見られる組織・個人のイメージ」と「自分が認識している自分の組織・個人のイメージ」のギャップを理解するワークショップを行いました。ここからは、実践女子の学生と入れ替わりで、立教大学の学生と一緒にワークショップを行っていきました。

 ここでは、「BEAMSっぽい」「大学生っぽい」という「ぽい」をテーマに対話をした上で、実際の日常場面の「写真」をもとに対話をおこないました。「想像していたイメージ」と「実際のイメージ」の共通点・相違点が色々出てきていてとても面白かったです。

 また、このワークショップを行うまでは、プライベートに関する話はあまり出ていませんでした。しかし、自分たちのプライベートの部分をさらけ出すことで、学生のOFFの姿だけでなく、BEAMS社員のOFFの様子を見ることができました。

 ワークショップを終えた後は、学生からBEAMSの社員の方へ質問できる時間がありました。質疑応答の時間が終わった後は、1日の振返りを行い、もう一度、今日やったことを振り返り、重要だったポイントなどを確かめました。そして、最後にアンケートを書いて1日目の研修は終了しました。

何故、BEAMS社は学生と一緒に研修を行ったのか

 ここまでは研修の概要について説明していきました。そこで、このように思った人も中にはいるのではないでしょうか。

「何故、今回BEAMS社は研修を学生と一緒に行ったのか」

 それは何故か?

 長谷さんはこうおっしゃっていました。

 「社員同士ではあまり言えないこともある。そこで学生を交えることで、新しい考え方や発想を取り込むことができることにより、社員は今まで言えなかったことなどを言えるなど、社員同士が新しい気づきを得ることができる。また、他者と交わることで自分の経験に改めて意味づけをして欲しかったから。」

 実際にそれはワークショップなどで現れていたと思います。

 中途採用者の経歴は新卒者に比べると本当に様々です。中には、キャリアのことはあまり周りには言いたくないことがあった人もいたのではないかと思います。しかし、その場では、皆が自分のことを話していくうちに自然と話ができました。私も、自然と今まで話せなかったことを話せたと思います。

 私は、経歴が様々だからこそ、話が尽きることなく、グループワークもワークショップもとても盛り上がったのではないかと思います。また、新しい考え方や発想に至ったのかは自信がありませんが、普段研修などに参加することのない私のような学生が交じることで、「いつもと何か違うぞ?」という雰囲気は、あったのかと思いました。

まとめ

 今回は研修という場に参加させていただき、BEAMSの社員の方と関わりを持つ機会を得ることができました。私は洋服が好きというのが1番大きな理由で今回の研修に参加しました。

 研修の中身だけではなく、休憩中などはBEAMSの社員の方の服装などを見たりして楽しんでいました。BEAMS社員の方の着ている服装からは清潔感と安心感を感じました。

そんな中、私は研修中に
 
 「閉鎖的な考え方ではなく、常に何でも前向きに受け止めてみる」

というのを聞き、私は本当に物事を何でも前向きに受け止められているのか、ということに気が付きました。

 私は、今まで自分を持つことが大人になることだ、と思っていました。実際に学校生活やスポーツの面などで、何か私に対して意見を言われても、口では「そうだね」と言っていましたが、心の中では「ここで曲げたら自分を持っていないことと同じだ」と思っており、他人の意見を素直に聞き入れずに、自分の意見を押し通すことが何度もありました。

 私はこのようなことを繰り返したことにより、勘違いをしてしまったのです。

 それは、

 大人になるということを強く持ってしまっていたことより、自分に“自信”が付いたのではなく、自分に“過信”してしまっていたのです。閉鎖的な考え方になっていたのだと思いました。

 しかし、今回の研修でそれを聞いた時に、「このままではいけない。自分を持つことに全力を注ぐのではなく、少し力を抜いて他人の意見なども前向きに取り入れていかなければ、転がってきたチャンスを逃してしまう」ということに気が付くことができたのです。

 このように社員だけでなく、学生にも色々なことに気づいてもらうということが、今回の長谷さんの狙いだったのでは、と私は感じました。
 私は、これを機に、今後のキャリアデザインの為の材料を揃えていく為に、閉鎖的な考えではなく、常にオープンマインドで前向きにやっていこうと思いました。

執筆:橋本ゼミ4期生 中村拓史

参考サイト

立教大学 舘野先生
「カードdeトークいるかも!?こんな社会人」の体験ワークショップを実施しました 
「BEAMSっぽい」ってどんなかんじ?:BEAMSのみなさまと合同研修をしてきました
今回、実施したワークショップが紹介されている舘野先生が執筆されている本
アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ
実践女子大学 松下先生
http://www.matsushita-lab.com/

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