こんにちは。産業能率大学3年橋本ゼミ所属の青野佑太郎です。
私は今、セネガルでブラインドサッカーを通じて「誰もが生きやすい社会をアフリカに」というテーマで活動を行っています。また、このプロジェクトの企画にあたり、クラウドファンディングにて皆様からの応援、ご支援を頂き、先日目標金額を達成することができました。
皆様のご支援、ご協力本当にありがとうございました。さらに、9月18日にセネガルの小学校でブラインドサッカー教室開催をするためのプレゼンテーションを行ってきました。
(プレゼンテーションを行った小学校)
目次
どうしてプロジェクトを企画しようと思ったのか?
私が、このプロジェクトを企画しようと考えた背景には、次のようなことがあります。
- セネガルには、体の不自由な方、片足がない方、盲目の方など、障がいを持った方を多く見かけたため
- 車いすに乗った障がい者の方に対して、車のクラクションを鳴らし、「早く行け!」と催促をしていた
- 障がい者の方が居て当たり前という雰囲気を感じた
僕は、これらの光景を見て、どこかセネガル人が冷たく見え、悔しく悲しい気持ちになりました。そのため、ブラインドサッカーというツールを通じて、障がい者の方の気持ちを少しでも知り、「相手を考える気持ち」を少しでも養えたら良いなと考えたからです。
プロジェクトに対しての皆様からのご意見
このプロジェクトに対して次のような意見をもらうことがあります。
- 障がい者の方が、「生活」の中に溶け込んでいるから生まれる光景なのでは
- 逆に、日本の方が社会的に隠されているのでは
- 障がい者も働ける社会がある。すなわちフラットな社会なのでは
(セネガルで服職人として働く障がい者の方へのインタビュー動画です。)
上記のようなものです。
今回、この場をお借りして、これらの意見に対しての私の気持ちを書きたいと思います。
まず、私が考えているのは、日本とセネガルを比較して考えるのではなく、セネガルという国として考えていきたいと考えています。
上記の意見に対しまして、これらの意見を考えて活動するのか、しないのかでは大きな違いがあり、実際これらの意見を考えることができていなかったためとても貴重な意見として捉えました。
しかし、私は決して「障がい者の方に優しくするべきだ!」ということを伝えたいのではなく、ブラインドサッカーを通じて「障がい者の方の気持ち」を知り、これらを考えるきっかけを作りたいと考えております。
なぜなら、2050年には世界人口の4人に1人がアフリカ人になると言われているこの世界で、これらの気持ちや考え方は絶対に必要な要素だと考えているからです。
プレゼンテーションの様子は!?
セネガル・ダカールにあるEcole Nafissatou Niangという小学校にブラインドサッカー教室開催のために、小学校のディレクターにアポイントを取りプレゼンテーションを行ってきました。私のプランでは、この小学校が最初ではなく、ゲジャワイという場所にある小学校で第一回目を行おうと考えていましたが、ディレクターの方に電話をすると、
(私)
プレゼンテーションをしたいのですが。
(ディレクター)
今バカンス中です。
(私)
いつ頃帰ってこられますか?
(ディレクター)
分かりません。
このような感じで予定を合わせることができなかったため、今回の学校で最初のプレゼンテーションを行いました。その結果、10月末に第一回ブラインドサッカー教室を開催することが決定いたしました。しかし、最初の説明では、「ブラインドサッカーって?」と何度も質問され、セネガル国内でもブラインドサッカークラブがあり、競技者も少人数いるようですが、やはり知名度の面では低いと感じました。
しかし、ブラインドサッカーとは何なのか、プログラム内容などを説明していくととても興味を持っていただき、ぜひやりましょうという形で小学校訪問を終えることができました。
(小学校の中の様子)
(プレゼンテーション時の様子)
まとめ
私のプロジェクト、セネガルの現状が変わるか、変わらないかは分かりません。しかし、誰かがアクションを起こさなければそのチャンスすらないと思います。そのため、価値がある、ないではなく、まず行動に移して、何事もチャレンジしていきたいと思います!
応援よろしくお願いいたします!!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Au revoir‼ à bientot‼