リーダーとして今回のプロジェクトは失敗?成功?

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こんにちは、五期の真壁宗一郎です。

師走が走り去り、2018年に入ってしまい正月が過ぎていき、また新たな一年がスタートしましたが、12月の「師走」って面白い表現ですよね。

「師」、学校の先生が「走」り回るように忙しい月ということで「師走」なのですが、先生は一年中忙しく、月によっての変化をあんまり感じたことがないと思うこの頃です。

無駄話はここら辺にして。(笑)

昨年の11月(霜月)11日、12日に瑞木祭という学園祭がありました。
私たち橋本ゼミは国連で決まった「SDGs」という世界的な社会問題について、橋本ゼミのテーマである「Learning is Entertainment」に沿って、「社会問題を身近なものにしてもらおう」というコンセプトでプロジェクトを進めていきました。

私は今回、全体の統括のリーダーという立場をやらしてもらいました。
本記事では、私のリーダーとしての要素が欠落していることで、うまくいかなかった点を赤裸々に書いていこうと思います。

自分は画質の低いカメラ?

私は、今回このプロジェクトのリーダーに任命されるのは正直な気持ち「辛い」というのは、去年先輩達を見ていて、なんとなくわかっていたつもりでした。

そう、「つもり」だったのです。やってもいないのにわかった気になっていた自分がバカでした。そしてその当時の自分の気持ちとしては、

「俺ならできるっしょ」 でした。

いざ、プロジェクトが進むにつれ課題になっていったのが、自分がこのプロジェクトを「どうしたいのか」でした。
先生から、心に残る言葉を言われてしまいました。

「明確なビジョンが見えていない。このプロジェクトで必要なモノは? 班は? ゴールは? リーダーなら自分の目指すゴールをもっと鮮明にしないと、メンバーに指示すらできないよ」

そうなんです。
私がリーダーとして一番欠落していたことは明確なビジョンが見えていないことでした。

例えるならば、良きリーダーと言われる人が一眼レフカメラくらいの画素数なら、当時の私はまだ「写ルンです」くらいの画質でしょうか。さらに、目の悪い人がメガネをかけずに街を見るようなぼやけ具合でした。

なぜ画質が低い理由は積み重ねの無さ

なぜ私が明確なビジョンが見えずにいたのでしょうか。

今までの私は、プロジェクトを中心になって結果が出た。ここで満足して終わっていました。

ですが、ここで満足してはいけません。ここで終わりではありません。
このあと何が問題だったのかしっかり振り返り、自分に言い聞かせるようにフィードバックするところまでがプロジェクトの最終地点です。

フィードバックの仕方は様々ですが、その一つにブログを書いたりすることで、理解があやふやなことを書き出し、問題点や課題を可視化することなどがあります。すると、次は同じような失敗をしないという経験から学ぶということができる様になります。

それをあらゆる経験の中で繰り返していくことが、積み重ねです。

まとめ

今回欠落していたのは「明確なビジョン」が見えてないことですが、これはリーダーを行う上で最も大切な要素でした。ビジョンが見えないことには、プロジェクトが一つも先に進むことができないのですから。

私の場合、ビジョンは見えていたつもりですが、「明確な」という形容詞が抜けていたのです。まあ言ったら画素数の話ですよね。

この明確さがあれば、何が必要で、何に何人の人数をかければよいかなど、すべてに関しての無駄がなくなり適当な人数と時間を当てることができるのです。

画素数を上げていくことは簡単なことではありません。画素数を上げていくには何かに本気で取り組み暗黙的なものを形式的なものに変換して、しっかりフィードバックするという流れの積み重ねです。

まずは何かに本気で取り組むこと。
なんでもいいんです。勉強でも恋愛でも部活でも。
それで振り返りましょう。同じ失敗を繰り返さないように。
一つずつ、一つずつです。

そして私もいつかは一眼レフのようにすべてが見えるようになる日まで、、、

執筆:橋本ゼミ5期生 真壁宗一郎

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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