楽しいだけにならない意義あるユニホームデザインの考え方

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こんにちは。ユニホーム班の土屋と大畑です。今回2016年11月12,13日に瑞木祭が行われました。橋本ゼミでは、「BLACKSTAGE」という体験型ゲームを行いました。私たちは、このゲームにあったユニホームづくりを行いました。まずは、ユニホームを作るうえでの定義と役割について考えてみました。

ユニホームの定義、役割とは

ユニホームとは「ユニ(単一の)とフォーム(形)の合成語で、制服のこと。日本語の語感では、制服より適用範囲が限定されており、より近代的なイメージが強い。とくに競技用スポーツ服では、機能的には制服の一種だが、ユニホームと称するのが普通である。1962年(昭和37)に財団法人日本ユニホームセンター(現日本ユニホームセンタ-)の設立がきっかけとなって、デザインや機能性に優れた、新しい事務服や作業衣が提案されていた。職場の制服もユニホームとよばれるようになり、企業宣伝の一要素として活用されている。」(日本大百科全書の解説)

(1)ユニホームにある定義として判別の容易化があげられます。
団体競技など例にあげるとチームカラーを用いたりロゴに特徴を持たせることによって審判や試合を見る側にとって一つの団体の一員として認識されます。

(2)また、ユニホームには広告塔としての使用にも用いられます。
プロのスポーツチームにはユニホームにスポンサー企業のロゴ等がプリントされているのをよく目にします。

まとめるとユニホームがある意義としては大きく2つ。個人がどの団体に属しているのか他者に知らせる。宣伝や広告です。

そこで自分たちはユニホームを作成にあたりこの定義とコンセプトを関連付け(1)(2)については何かの集団の統一を示すものという意味であると捉え、ユニホームを作成することは、私たち橋本ゼミという団体を示す一部である。加えてゲームの設定とデザインを合わせる。
広告としての役割においてゼミ生がユニホームを着用することで集客につなげられるようにする。ということを定義から考えました。

今回のユニホームができるまで

上記の集客につながるユニホームを作るにあたってまずは、ゲームについて考えました。今回のゲームは、アイドルの卒業ライブを題材にしたゲームだったのでそれに関連するユニホームをつくろうと考え、ユニホームではなくライブスタッフを意識したジャンバーにすることにしました。その次に考えたのは、テーマについてです。まず今回のテーマは、「チームビルディング」だったのでゼミ生の1人でもかけてはいけないという意味を込めてデザインにパズルを入れることになりました。次に上記で決めてきたユニホームを作る定義とテーマなどを合わせてまずは個人でデザインを持ち合わせました。そして各案のいいところを合わせていきできたデザインが、

このような案になりました。そして完成したのが・・

このジャンバーです。定義やテーマを決めて作ったことによりライブスタッフを意識したデザインのジャンバーを作成することができました。

意義あるユニホームとは

デザインに携わるうえで自分たちにとって重要な部分であった「意義あるユニホーム」とはなにか?具体的に考えました。その結果“ユニホームをどんな場でどんなことにおいて着用するのかということに目を向け、そのテーマや目的にマッチするデザイン”こそユニホームにとって意義があるということに繋がっていると考えました。そしてその意義を元にデザインすることでユニホームとしての価値も生まれると思います。

つまり、“来場した人がゲームの世界にはいりこむことができるきっかけになる”ユニホーム作りをを意義として自分たちは今回の活動で考えました。

まとめ

今回私たちがユニホーム班としてジャンバーを作ってきて意義と根拠をしっかりと決めることによってゲームに合ったジャンバーを作ることができました。クラス内で楽しくデザインを考えることも大切ですが、そのユニホームを作るうえでどのような意味があるのか、どのような価値があるのか考えることが意義のあるユニホームづくりにつながっていくと私たちは考えました。

執筆:橋本ゼミ5期生 大畑朋也 土屋洸太

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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