○○を入れるとあなたのブログが人気者に!?

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こんにちは!広報班の北井と中村です。
先日、U-23サッカー日本代表がAFC U-23選手権の決勝戦で韓国相手に3-2で勝利し、優勝とリオ五輪出場権獲得を決めましたね! リオ世代は私たちと歳の近い選手が多いので、リオ五輪でもこの勢いのまま1968年のメキシコ大会以来のメダル獲得を目指して頑張ってほしいです!

さて、去年の11月の7日、8日に瑞木祭が開催されました。広報班として初めて参加した瑞木祭は、ブログやFacebookを使って橋本ゼミを広報することの難しさを体験したとともに、来年はどのようにしていくのか疑問が生まれました。今回、私たちが行ったネット広報から感じたことと近年のインターネット社会の様子を合わせて紹介します!

1.近年のSNSと一般人の関係

SNS発展により、ブログやTwitterで情報発信する人が増え、一般人が情報を発信するメディアとなっています。では、どれだけの人がSNSを利用しているのでしょうか? 総務省の『平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』(2014年、13歳から69歳までの男女1,500人を対象)によると、ソーシャルメディアの利用率が6割超、年代別では、20代及び30代の利用率はいずれも8割~9割程度の高水準で推移。40代も7割超、50代も半数近くというように、幅広い年代で利用されている、という結果が出ています。

この結果から、SNSは多くの世代で利用されており、SNSの利用が浸透しているといえます。また、企業がSNSのアカウントを取得するなど、企業と一般人の距離も近くなっています。

2.『ただやった』だけのネット広報

今回、私たちが行ったネット広報はブログの更新とFacebookの更新の2つです。この2つを動かして瑞木祭という学祭において、私たちが所属する橋本ゼミを「売り込もう」と試みました。ですが、私たちのネット広報は失敗に終わりました。

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ブログもFacebookも、当初予定していた記事を全てアップすることができなかっただけでなく、明確なターゲットや読者に伝えたいことを決めずに、ただやみくもに更新してしまいました。また、「更新すること」で終わってしまい、UPした記事がどれだけの人に見てもらえているのか、見た人はどのような反応をしているのかも確認していなかったのです。

これを今ホットな話題であるサッカーの練習で例えると、シュート練習で、明確な目的を持たずに「何回か蹴れば入るだろう」という気持ちでただゴールに向かってボールを蹴り、得点が決まったときと外したときのキーパーや周りの反応を確認せず、何も考えずに「ただ」ボールをゴールに蹴るというのと同じことをしていました。私たちの広報活動はこの練習と同じように何も考えずに「ただやった」だけなのです。

3.見てよかったと思えるブログに必要な要素

「多くの人に見てもらいたい!」「閲覧数が多いと嬉しい!」

ブログ記事を書こうと考えている方、もしくは何かの情報を宣伝・広報したいと考えている方、または経験がある方は、このような事を一度は思った事があるのではないでしょうか。

上記したように、SNSの発展により、ブログやTwitterで情報発信する人が増え、SNSは一般人が情報を発信するメディアのツールとなっています。その為か、SNSを使って宣伝したり、ブログ記事を書くことで多くの人に見てもらえる、と多くの人が思っていると思います。

ですが、それは大きな間違いです!!

私たちもブログ記事を完成させ、SNS上に記事をアップする前までは、何もしなくても何処かから人が飛んで来て閲覧してくれるだろう…と甘い考えでいました。その結果、私たちの広報活動は失敗に終わりました。

ブログは書き方によっては、自己満足のもので終わってしまいます。一般人が「旅行に行ってきた!」という題名のブログ記事を書いたとします。おすすめスポットを紹介する訳でもなく、ただ楽しかった思い出を共有する為のブログならば、そのブログに価値を得られる人は極一部に限られます。

しかし芸能人の場合はどうでしょう?芸能人の場合、同じ「旅行に行ってきた!」というブログを書いたら多くの方が閲覧し、コメントやシェア率もなぜか高いと感じませんか?
では、その一般人のブログと芸能人のブログの違いは何だと思いますか?

それはお得感です!!

ピンと来ない方もいると思いますが、多くの人に見てもらいたい記事を書くならば、その記事を見た時に何かしらの“お得な要素”がないといけません。例えば、旅行に行ったブログなら、まだ知られていない隠れ家的なお店や穴場スポットなどといったそのブログを見た人が「見てよかった」と思える「お得な情報」がなければいけないのです。失敗に終わった広報活動の原因は私たちのブログやFacebookには見た人がお得な情報を得られるようなものではなかったことが原因の1つだと思います。

芸能人であれば、普段見ることが出来ないプライベートを見ること自体に「お得感」があるのだと思います。ですが、芸能人ではない人のプライベートにはそんなお得感はないですよね。ですから、同じことをしても「お得感」は感じてもらえないのです。

もちろん他にも原因はあると思います。ブログを多くの人に見てもらうには、「拡散(シェア)」をしてもらわなくてはなりません。SNS時代では、ブログはシェアされてこそアクセス数が伸びるものだと思います。ですが、このシェアも、見てくださった方が「誰かに教えたい」と思ってもらうことが大前提になります。

「記事の明確なターゲットを決める」
「お得感のある“役立つ内容”を取り入れる」
「拡散(シェア)を獲得する」

広報を行う際、この3つのポイントを押さえることが重要です。
「記事に明確なターゲットを決める」「お得感のある“役立つ内容”を取り入れる」の2点は、拡散(シェア)するための手段なのかもしれません。

今回、私たちは失敗からこの3つの中でも特にブログにお得感があるかないかの重要性に気が付くことができました。

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私たちは、これからブログ記事を書こうと考えている方、もしくは何かの情報を宣伝・広報したいと考えている方に同じような失敗をしてもらいたくありません!

皆さんもこれを機に書いたブログをもう一度見直して、多くの方にお得な情報を提供できるブログを書いてみませんか?

最後に、私たちの記事は参考になりましたでしょうか?
少しでもお役に立てたならば光栄です。

参考サイト
・企業広報プラザ(https://www.kkc.or.jp/plaza/basic/web.html)
・netpr.jp(http://netpr.jp/netpr/18607/)

執筆:橋本ゼミ2年
北井史織
中村拓史

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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