みなさんはじめまして。橋本研究室2年の貝沼蓮です。
友人だけでなく、今はビジネスでソーシャルメディアを使う時代です。
私もソーシャルメディアを使いこなして、情報発信できる人間になりたい!と思いプロモーション班に入りました。
一方で、まだFacebookに対する知識は少ないため、いろいろなページの文章の書き方や写真のレイアウトなどの良いところを吸収しつつ、先輩にアドバイスを頂きながら日々学んでいます。
ゼミのプロモーション方法を学ぶため、現在は色々な大学のゼミのFacebookページを見て勉強しています。
いいものから学ぶシリーズ第3段、今回ご紹介させていただくのは玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科、マネジメント・コントロール研究室の「コザカイ組」のFacebookページです。
目次
ブログとの連携で倍楽しめる「コザカイ組」ページ
これは10月1日の記事ですが、ブログ更新のお知らせとともにブログへのリンクが記載されていました。
コザカイ組ページではこのように、ニュースフィードに更新のお知らせや近況をリンクとともに掲載することで、ブログと連携させています。Facebook上では活動内容を分かりやすくまとめた記事、イベントやブログ更新のお知らせなどを掲載し、内容を詳しく知りたいと思った人はすぐにブログへジャンプできるようになっています。また、コザカイ組のブログは毎週のゼミやイベントへ参加するごとに更新しているようで、研究室の様子をFacebookと併せてリアルタイムで見ることができます。
またブログではコザカイ組の詳しい活動内容を見ることができます。一週間に一回のゼミの活動やイベントのたびにブログを更新しています。一つ一つの記事がとても充実していて、とても読み応えがあります。例えばゼミの活動の記事では、その日に何を学んだかだけでなく、それについてどのように考えたのか、という深いところまで書かれています。そこに授業の風景を撮った写真を載せることで、学んだことに臨場感を持たせて読者に伝えていて、自分も活動に参加しているように感じました。
新時代の士(さむらい)を生み出す、士農工商連携ゼミ
専修大学岡田ゼミ(農)、玉川大学小酒井ゼミ(工)、東京国際大学奥ゼミ(商)の三大学のゼミが共同で授業を行うプロジェクト、それが「士農工商連携ゼミ」です。農業、工業、商業それぞれの知識を共有できる新たな取り組みです。農・工・商業系のゼミが集まって一緒の授業を受けること、名前も「士農工商」と上手く掛かっていることから斬新で面白いプロジェクトだな、と思いました。
授業の内容の一つ、景観評価という授業についてブログに書かれていました。景観評価とは、良いと思った景観を複数撮影し、それらを科学的に分析して良い景観とは何かを研究するという内容です。この授業の趣旨は「主観的なデータを分析し、客観視できるようにすることで新たなアイデアや改善点を見出す」ことだと思います。この考え方は、私たちが学ぶビジネスや経営にも生かすことができるのではないかと感じました。
「Clicaを使った授業体系」
みなさまはICTという言葉をご存知でしょうか。ICTとはインフォメーションコミュニケーションテクノロジーの頭文字を取ったもので、主にコンピュータの技術やインターネットなどのコミュニケーション技術を活用することを意味しています。「Clica」とはスマホを使って講師がアンケートを送信し、学生はアンケートの回答、意見の投稿を行い、集計結果をフィードバックしながら授業を進めることができるというサービスです。つまりClicaはICTデバイスを用いた授業のためのツールと言えます。
このツールの利点は、慣れ親しんでいるスマホを授業で使うことで、学生が授業に参加しやすいクラスを創り出すことができ、より多くの学生から質問や意見を引き出すことができることが挙げられます。もう一点は、先生への質問、回答の集計がスピーディーに行えること。複数の意見を同時に集めることができるので、スムーズにフィードバックが行えます。質問はClicaを使っているグループ全員で見ることができるため、クラス全員が授業の内容を深く学ぶことができます。
授業中の携帯電話の使用は「授業に関係のない行為である」といった理由で禁止されていたりするのではないでしょうか。しかし現在のスマホは分からないことをネットでスピーディーに調べたり、このような授業支援サービスを利用することができます。これからは、「授業中にスマホを使わない」のではなく、「スマホを授業のツールとして役立てる」ことが主流になるのではないでしょうか。
小酒井先生の授業ではすでに、Clicaを普段の授業に取り入れているそうです。私はこの方法ならば、学生の授業に対する意識が高まり、多くの学生が授業に積極的に取り組めるようになると思いました。
「もしお嬢」
これは「もしお嬢な女子大生が北海道で町おこしに挑戦したら」という、オープンキャンパスで高校生を対象に行う商品企画の授業だそうです。2013年10月現在のカバー写真の絵はこのテキストの絵からきているようです。現在は「もしお嬢2」があり、実際の模擬授業はClicaを使って行ったそうです。
Facebook・ブログを見ると、この模擬授業の製作にあたっての話が書かれているほか、何度かオープンキャンパスのお知らせで「『もしお嬢』の授業を行います」といった告知がされています。そして模擬授業のフィードバックまで、ブログを通して書かれています。それほど、この授業はコザカイ組にとっての大事なものであり、教材であると私は思いました。
<感想>
コザカイ組のFacebook・ブログを見て思ったことは、士農工商連携ゼミをはじめ様々なイベントに参加し、アクティブに学びを行っているということです。学生が参加する授業内でもClicaを取り入れたり、iPadを使った授業を行うなど新しい学び方をしていると思いました。
そしてもう一つ、それらから学んだことを振り返り、その都度発信していることです。学びや体験したことをパブリックに発信することで、学校の外の人に見てもらえるチャンスが生まれます。学んだことが多ければ多いほど、評価は上がっていくと思います。そして、それを学校の外の人が評価して応援してくれるようになったら、外とのつながりが増えていくのではないかと思いました。コザカイ組が外部と様々なつながりを持っているのは、Facebook・ブログを活用したプロモーションが上手くできているからではないかなと思いました。
橋本研究室もコザカイ組から学んだことを生かし、自分達の活動を上手く発信していけるよう頑張ります。