リフレクションムービーを始めたい人に伝えたい2つのこと

この記事は約4分で読めます。

はじめに

橋本ゼミ2期生 伊藤航佑と申します。

これからリフレクションムービーを制作しよう、興味がある、そんな方に向けて心得のようなものを記事にしたいなと思います。特に、制作に関わる全てのメンバーは、共通認識の材料として読んでいただければ幸いです。
リフレクションムービーとは何か?や制作方法については、橋本ゼミのブログに掲載されているのでそちらをご覧ください。


https://www.hashimoto-lab.com/2013/12/3382

リフレクションムービーを制作する際にメンバー全員が共通認識としておいて欲しいのは、2つあると感じています。

1.事前準備が大事。
とても大変でありますが、最終的なクオリティに直結する大事な作業であること。
2.その場を楽しめ。(即興を楽しめ)
型通りに行かないのが、面白みであり、アクシデントと考えず、プラスに考えてみること。

1.事前準備が大事

何をするにしても準備は、必ずしなければならないものです。
ただ、リフレクションムービーにおいて、何が特徴的かというとイベント当日に、撮影し、編集して、流す。当日の1日あるいは数時間の出来事をリアルタイムでまとめなければなりません。「撮り忘れた」「もう一度お願いします」ということはあってはならず、撮り直す時間もない可能性の方が多いです。イベントが始まってしまえば、止まることのなくノンストップで進みます。やり直しが効きません。

だからこそ重要なのは、事前にどれだけ全体像を把握しているか、撮影内容を理解しているか、撮影メンバーと情報共有ができているか、というものです。これは、最終的に映像クオリティにも影響することとなります。当たり前のことですが、疑問点が残らないように準備と確認を繰り返す必要があります。

スクリーンショット_2015-07-09_17_11_00

また、主催者とは綿密な打ち合わせをしておきましょう。イベントの規模感や主催する意図などを把握しておく必要があります。加えて、撮影現場も、確認しておきましょう。しかし、経験上(ゼミとして依頼される方が多かったので)、撮影現場(イベント会場)は、当日でないと入れないことの方が多いです。ただ、考えられる撮影障害などピックアップしておくと現場入りの対応がスムーズになります。

上記に記述していない準備は山程ありますが、こういった作業をしておくことで、一発限りの撮影&編集も乗り切れるだけの準備が出来ているでしょう。

スクリーンショット_2015-07-09_17_12_06-2

さて、当日です。

2.その場を楽しめ。(即興を楽しめ)

多くの準備をしてきたら、あとは当日でどれだけ動けるかです。
イベント自体は、進行通りに進んでいれば問題ないでしょう。しかし、参加者は初めて経験することで予想外の行動や表情をするかもしれません。そのような場合、撮影メンバーは慌ててはいけません。リフレクションムービーは、イベントを映像という媒体で残す役割です。アンケートのデータより、映像に残すことでより客観的に全体を振り返ることができるので、ありのままを撮影してみましょう。その出来事こそ、振り返る必要がある場面です。このことで言うと、「撮れた!」と喜んで良い状況です。(編集者は、映像の編集点を決めていると思うので、その場面が映像として使われるかどうかはわかりませんが…。)

ただ言えるのは、かっちり撮影していると、参加者には、撮られているという意識が働き、イベント自体の雰囲気を壊してしまう可能性もあります。故に、撮影メンバーもその場を楽しみながら撮影に臨んでみてください。
たとえ問題が生じても、対応できるだけのことは事前準備で行ってきたことで乗り切れると思います。(準備を怠ると対応が出来なくなる可能性が大きいです。)

以上、大雑把ではありますが、共通認識としてあって欲しいと感じることです。大きくこの2つを認識しておくことで、制作する人たちの意識が向きやすくなるのではないかなと考えています。
正直、読んでみても実感が湧かないと思いますので、『百聞は一見に如かず』是非、実践してみてください。

最後に

リフレクションムービーは、決して難しいものではありません。一歩踏み出すのが大変ではありますが、参考になるものは今の世の中には沢山あります。絵コンテすら書けない人間でも、ある程度こう撮りたいという絵を描き、youtubeなどの動画サイトで思い描いているイメージに近い映像を集めればいいのです。まずは、見よう見まねで行動してみてもいいのではないかと思います。

私自身、世に出せるようなクオリティに達していないのは事実ですが、これからやってみようという方に対して何か力になれれば良いなと思い、書いて
みました。参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人
橋本ゼミ生

産業能率大学情報マネジメント学部橋本ゼミに所属するゼミ生です。

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