「半径3メートル以内のファクトフルネス」2019-2020橋本ゼミ重点テーマ

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ゼミ活動では毎年重点テーマを定めています。

そのテーマは、自分なりに世の中を読み、世の中よりも少し先の事を取りあげるようにしています。

橋本ゼミでは、「Learning is Entertainment」をビジョンとして掲げ、取り上げたテーマを元に「楽しみながら学べる」ラーニングコンテンツを作っています。少し先のテーマを取り上げることで、学生が勉強する時間を確保し、ラーニングコンテンツが世に出る時に鮮度が落ちないように心がけています。

2016年、2017年はSDGsを取り上げました。
外すことも多くあるのですが、SDGsについては注目してもらえることも多くありました。ありがたい限りです。

半径3m以内のファクトフルネス

今年は、「半径3m以内のファクトフルネス」をテーマにします。
これは、 ベストセラーとなった「ファクトフルネス」が元ネタであり、 今期のゼミの輪読の1冊 でした。

ファクトフルネスを強烈にざっくりとまとめると、何らかの理由で思い込んでしまっている世界に関する間違った常識があり、それについてデータを元に正すと共に、思い込みの理由について分類しまとめている、というものです。

これに対して、私達は

ファクトフルネスで示されている思い込みの理由」を材料としながら、何らかの理由で思い込んでしまっている「半径3メートル以内」の間違った常識を明らかにし、それについてデータを用いて考える

ということをしていきたいと思っています。

半径3m以内の理由

さて、半径3m以内ということには、いくつかの理由があります。

一つは、文字通り「自分にとって近い」という理由です。ファクトフルネスで扱われているのが世界に関する間違った常識ですが、同じことは自分たちの身近にもあるだろうということです。灯台下暗しではありませんが、案外近い所の方が間違った思い込みをしていることはありそうだなと思います。

もう一つは、学生達が動くことで半径3mは変わるということです。
学生達といると、「人と違わないこと」に気を使っているように思います。人と違わなけければ安心できるのだと思います。

みんなが大学に行くから行く。みんながこのゼミが良いというから、そのゼミを選ぶ。みんなが就活をし始めたから就活をする。そのうち、みんなが結婚しているから、そろそろ結婚しようかな、と。
さて、その時の「みんな」って誰?

仮に、みんなと同じだったとして、実はそれはとてもリスキー。橋本ゼミでは、「みんな」なんていう幻想を信じることなく、一人ひとりをきちんと見ていきたいと思っていますし、その時、どう他人と違うのかを大事にしていきたいと思います。

幸い、橋本ゼミを選ぶ人たちは、「みんな」とは違う選択をする人が集まっているようです。その力を存分に活かしたいと思います。

去年までに取り組んでいたSDGsも同じですが、「自分ごと」にすることが最も重要なポイントだと思います。世界には、様々な問題や課題があるわけですが、それが「自分ごと」にならなければ、世界はそのままです。

ゼミ生には、自分たちが動くことで様々な「半径3m」を描いて欲しいですし、その多様な「半径3m」が集まった結果は大きな円を描けると確信しています。

どれだけ大きな円が描けるか、すなわちゼミ生一人ひとりが違う個性を発揮できるか、また、その集合体としての「自分ごと」の円が大きくできるかが楽しみです。

まずは、この成果は11月9日10日に行う学祭にて発表予定です。ぜひ、今からスケジュールを押さえておいてください。

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いつものキャンパスが一番近くて魅力に気づかない存在かもしれません

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この記事を書いた人
橋本 諭

産業能率大学情報マネジメント学部 准教授 橋本諭(はしもと さとし)。
研究テーマは、ソーシャルビジネス、人材育成を扱っています。

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