「面白い」ことがなく、日々「つまらない」と思っている人へのアドバイス

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学生さんより質問されることで「面白い」ことがない、というものがあります。

都度、自分なりの説明をしているのですが、いつも同じような話になるので、改めてまとめておきます。あくまで、私個人の感想ですが、どなたかの役に立てば幸いです。

結論としては

結論的には、この2つのツイートです。

知っていることの範囲は広いか?

 まず、大前提としてある出来事に出会ったときに、それを「面白い」と思う人と思わない人に分かれます。好みの問題があるということです。

 そのため、万人が面白いと思うということは「ない」と考えます。特に、新しいことであれば、意見は分かれるものだと思います。

 重要なことは、自分が面白いと思えるものに出会えるかどうか、それに気付けるか?ではないでしょうか。

 では、どういうものが面白いと思うのでしょうか。

 私は、こんな関係にあるのではないかと考えています。

 簡潔に説明すれば、「面白い」というのは、自分が「知っている」範囲内であり、なおかつそのことについて理解していて(わかっていて)、その上で「面白い」と思うということです。

 逆に、「面白い」と思うことについては、内容をよくわかっているし、当然、知っているものだということです。
 
 一方、「つまらない」という人は、つまらないの範囲が広いようです。

知っているとわかるを増やすには

そして、この「知っている」を増やしたり、「わかる」を増やしたりすることが、確率的に「面白い」に出会える機会を増やすように思います。

たとえば、自分が働きたい(面白そうな仕事だ)と思う職場に出会うためには、色々な仕事を知っていたほうがいいし、こんな仕事だろうなと分かっていたほうがいいという話です。

「知っている」を増やすためには、知識の量を増やす必要があると思います。

また、「わかる」を増やすためには、体験を増やすことが良いでしょう。

今、面白いことがないとかつまらないなあと思っている人は、まずは何らかの新しいことをやってみるというところからスタートするのが良いのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

産業能率大学情報マネジメント学部 准教授 橋本諭(はしもと さとし)。
研究テーマは、ソーシャルビジネス、人材育成を扱っています。

橋本 諭

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