2013年前期ゼミの振り返り

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 2013年度の前期が終了しました。
 休日を利用し、コーヒーを飲みながら少し落ち着いて個人的に振り返りを行いました。
振り返りからのゼミ生への(ビターな)メッセージは追って、グループウェアで伝えますが、ブログでも発信したいと思います。

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 今年のゼミでは、基本的な文献の輪読を行いました。橋本ゼミの研究対象は「学習」×「経営」です。
「学習」の分野として、企業内人材育成入門、経営の分野としては、ハンドブック経営学を選択し、一人1章ずつ読んできて、発表しディスカッションするという形式にしました。

 輪読という極めて古典的かつオーソドックスな方法を採ったのには理由があります。それは、これまでみんなで行うアクションを重視してきましたが、その一方知識不足を感じる事が多くなったからです。きっと、それはアクションにより広がった可能性なのではないかと思います。

 そこで、新たな知識を得ることの楽しみ(そして、知らないということを知る事の喜び)、自らものを考えられるようになることの本質的な自由さ、困難を乗り越えてこそのチームワーク。そんな事に気付いて欲しいなと思いました。そのために必要だと思った一つが、輪読です。基礎的な文献を読むことで、自ら進んで知識を得ようとする主体性をもってもらう事が狙いです。

 できていたかどうか。それは、ひとえに私の指導力いかんとなるでしょう。

 さて、その他、プロジェクトはプロジェクトで動き出しています。そして、その数は去年の比ではありません。それぞれが主体的にプロジェクトを運営し始めています。その過程で、今期は前期にも増して、様々な方々にお世話になりました。こちらで、お一人お一人ご紹介したい気持ちがありますが、ご迷惑になりますので差し控えさせていただきます。

 しかし、本当に貴重なお時間を頂きまして、様々な観点で指導をして頂きました。皆様、本業も本当にお忙しい中、育てる義務なんて全く無い所、本当に丁寧に付き合っていただきました。改めて感謝申し上げます。

 我々にとって大切な事は、いかに恩返しができるのかという事だと思います。いや、恩返しなどおこがましい表現です。実際にはできません。しかし、私を筆頭に、いただいたご恩にはなんとしてでもお返ししていこうとすることは胸に刻む必要があります。

 もちろん、お礼を申し上げる事などは当たり前の事ですが、それ以上に何らかのアウトプットを出すことこそがご恩に報いる事になるのではないかと思います。ゼミ生には、自ら努力する事を通じて、ご恩に報いられるようになって欲しいと思います。きっと、すぐにではないかも知れませんが、返してくれるようになってくれると信じています。

 昨今、学ぶと言うことは、ともすれば「自らの成長」に限定された言い方をされたりします。キャリアアップしたとか、お金を稼いだとかです。しかし、ただ自分が成長して何になるのでしょうか? 学ぶとはもっとソーシャルなものだと考えます。具体的には、成長すると言うことは、誰かに貢献できて初めて意味があるものだと思います。故に、何故学ぶのかと言えば、「誰かに学んだ事で貢献するため」だと考えています。そして、ゼミ生にはそれを体現して欲しいのです。

 そのために言い続けたことは、自分事として捉える「責任感」、そして「誠実な行動」です。
特に、誠実な行動は、ソーシャルに活動するためのパスポートに近いものだと思います。それなしでは、入れてくれないし、持たずにいることは違法行為とも言えると思います。私自身不誠実な事を何度もしてきていますので、「お前が言うな」と言われると全く反論できない方々が何名も思い浮かびこんな所で恥ずかしくて書けるはずもないのですが、敢えて恥を忍んで書いてみました。大切だからです。

 きっと、誠実な人になってくれる事でしょう。少なくとも、私よりかはずっと。

 最後に、面と向かってはなかなか言えませんが、半年間とても成長してくれたと思います。
 それでも、まだやれるはず。もっと伸びるはず。そう信じています。故に、まだまだだと言い続けていきます。

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この記事を書いた人
橋本 諭

産業能率大学情報マネジメント学部 准教授 橋本諭(はしもと さとし)。
研究テーマは、ソーシャルビジネス、人材育成を扱っています。

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